今回は三叉神経痛について書いていきます！
典型的三叉神経痛は50歳代以降の人に発症が多く、男性より女性に多いとされています！ 二次性三叉神経痛はあらゆる年代にみられ、若い人にも発症することがありますので、今回の記事で三叉神経痛について知るきっかけになれば幸いです！
では早速いきます！
三叉神経痛とは？
三叉神経は、左右に一対あり、顔面の半分の感覚をつかさどっている神経です！ 三叉神経痛は、この神経が刺激されることで、伝わった情報が「痛み」として認識されるもので鼻の横や、歯ぐき、目の周りなどに、激痛が起こります。
典型的には、歯みがきや洗顔、冷たい風が顔に当たるなどの刺激が引き金(「トリガー」)になって、痛みが起こります。
ときに、歯の病気と思い、歯科治療を受けられている方もいます！
三叉神経痛の痛みは、人間が感じる痛みの中でも最も痛い痛みと言われているようで治療法のない時代には、これを苦にして自殺してしまう方もいたほどです（自殺病という名でも知られていました）。
幸い、現在は有効な治療法がいくつか確立されていますのでご安心ください！
三叉神経痛の原因とは？
三叉神経は、脳の中枢部分である脳幹から出ており、頭蓋底の骨を貫通していきます！
顔面痙攣とは違い、三叉神経はこの間のどこで刺激を受けても痛みを感じます。
典型的には、脳槽といわれる、脳の周りの髄液という水がたまっている部分で、曲がりくねった動脈が三叉神経を圧迫しておこります。神経のそばを通る血管が硬くなって蛇行することにより神経を圧迫する状況が起こります！
三叉神経痛の原因はストレスと言われています。 特に、介護や家族関係、仕事の異動など環境の大きな変化が起こると、三叉神経痛が起こると言われています。
脳腫瘍が原因で三叉神経痛が起こることもあると言われています！ほとんどの場合､三叉神経に自分自身の正常な動脈が接触し、動脈は心臓からドクドクと送り出される血流により拍動しているのでその拍動が神経を刺激し続けると､神経を覆っている細胞が痛んで､そこで電気のショートのような現象がおきています。
三叉神経痛の治療法は？
ここからは治療法について書いていきます。
薬物療法（テグレトール）
テグレトールは最も有効な薬剤で、これによる薬物療法は最初に用いる治療法と言われています！
継続して薬を使用していると次第に効果が減少してきて、服用する薬の量が増え、ふらつきや眠気が強くなって日常生活に支障が出たり、血小板減少などの副作用で継続できないことがありますのでこの場合には、次の治療法を考慮することになります。
神経ブロック
神経ブロックは、外来でも治療を行える点では優れていますが、ブロックする神経の領域に高い頻度でしびれを伴うことが欠点です。また、しびれが残ったまま痛みが再発する場合もあります。
ガンマナイフ
ガンマナイフは、最近使用されるようになったもので、高線量の放射線を三叉神経に照射して痛みを取る治療法です。線量が多すぎるとしびれを伴いやすく、少ないと治癒率が低くなるという傾向があり、長期追跡のデータはまだ充分ではありません。全身麻酔が困難な場合や、重度の全身合併症がある場合に適応されると考えられています。
手術
手術は、痛みの原因となる血管の圧迫を解除して原因を取り除くという、ほかの治療法にはない利点があります。治癒率も高く、多くの場合、薬物の継続服用は必要なくなります。
外科的治療として行われているのは、神経血管減圧術という手術法と言われています！
耳の少し後ろの骨に、500円玉1個半くらいの穴を開けて、そこから手術用顕微鏡を用いて三叉神経の脳からの出口部を観察し、原因となっている圧迫血管を見つけて、神経に当たらないように移動させるというもので手術は全身麻酔で5～6時間程度とされています！手術後1週間で抜糸、入院期間は2週間程度です。個人差はありますが、退院後は、早期から通常の生活に戻れるようです！
主な治療法は上記となりますが、適度な運動は、神経痛の予防につながるといわれていますので日頃から運動習慣をつけておきましょう！
まとめ
今回は三叉神経痛について書いていきました！
一番は三叉神経痛にならないことですが、このような病気もあるということを知ると運動や生活習慣を整えるきっかけになるかと思います！
予防策に努めて日々健康に生きていきましょう！
三叉神経痛の緩和にCS60が有効とされていますので、症状が辛い方はお気軽にお声がけください！
それでは今回は以上になります！
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お読みいただきありがとうございました！
それでは一本締めで！よーお！
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