皆さま、おはようございます!こんにちは!はたまたこんばんは!
ボディケア&パーソナルジムLea代表の齊藤です!
本日のテーマは【グルテン】について。
ボディメイク、身体作りにおいて摂取する食べ物はトレーニングと同じ位重要です!その中でも近年着目されている「グルテンフリー」。
今回はグルテンとは何か・グルテンフリーのメリットやボディメイクとの関係性について、お話します!
グルテンとは?
グルテンとは、小麦・大麦・ライ麦等の穀物の表皮の中にある、胚芽と胚乳の部分から生成されるタンパク質の一種です。グルテニンとグリアジンという2つのタンパク質が含まれており、水を加えてこねることにより、この2つのタンパク質が絡み合って、グルテンができます。
小麦に水を加えてこねると、この2つのタンパク質が結合して、粘弾性(ねんだんせい)のある食品へと変化します。この粘弾性を利用して、パンやケーキ、パスタ、うどんなどが作られている訳です!
ここで、グルテンが含まれている主な食品をご紹介
・パン
・パスタ
・うどん
・ラーメン
・天ぷらのころも
・カレールー
・クッキー
・ケーキ
現代の食生活においてとても身近な食品が多いですね!これらの食品が好きな方も多いのではないでしょうか?
近年ではグルテンフリーといって、上記の食材を避ける食事法が着目されていますね。
では、グルテンを摂取しないようにするとどのような効果が得られるのか!
次項で解説していきます。
グルテンフリーとは?
グルテンフリーが着目されていますが、そもそとグルテンフリーとはセリアック病の患者のための食事療法として生まれたものです!(セリアック病とは、遺伝性の自己免疫疾患で、グルテンに異常反応を起こし、自己免疫機能によって、小腸の組織が攻撃されてしまう病気です。)
なじみのない病気かもしれませんが、セリアック病の方がグルテンを摂取すると、中毒症状によって小腸を傷つけ、食べ物の栄養を吸収できなくなります。
欧州や欧米では150人に1人発症していると言われていますが、その地域以外で発症する可能性は低いです。(日本人の有病率は0.05%程度と言われています)
また、小麦アレルギーも、グルテンが原因の一つと言われています。また、セリアック病ではなくても、グルテンに反応する「グルテン過敏症」「グルテン不耐性」といわれるグルテンによって、腹痛・下痢・耳鳴りなどの不調が出る方もいます。
小麦アレルギーの人が増えている背景もあり、いつしか「グルテン=身体に悪い」という印象が広まっていったのではないかと思います。
では、グルテンは摂取しない方がいいのか?本文3でお答えします。
グルテンは避けるべき?
「食」に関する情報は、身近でもありどの年代の方も関心度が高い情報です。
インターネットやSNSで誰でも情報を入手することができる時代な為、何が正しくて何が間違った情報なのか、情報の取捨選択が必要とされています。
●血糖値が上がる
●中毒性があり小麦に依存する食生活になる
●便秘や下痢になる
●肌荒れやニキビができる
●倦怠感・疲労感を感じる
個人によってはグルテンを摂取することで、上記などの不調を感じる方がいるのも事実。
しかし、過剰にグルテンを避ける必要はないのではないかと私自身は考えています。普段の食事で小麦を摂取していて不調が現れていない方は、エネルギーバランスに気をつけ食事を楽しみながら、トレーニングに励むのが1番です。(ボディメイク大会などのシーズンでハードな食事管理を徹底していたり、筋肉のカットを出すために浮腫感を取りたい方は避けた方がベストかと。私自身も大会シーズンはなるべくお米から糖質を摂取していました。)
ここで、「食品安全委員会」の公開している情報をご紹介します。食に関するリスク管理を行う厚生労働省や農林水産省から独立して、内閣府が食の安全について評価を行う機関です。
日本の「食」について、客観的かつ中立公正にリスク評価を行っています。
令和2年にグルテンのリスク評価について、情報を公開しています。
公開情報によると【グルテンフリーの食事について、インターネット等に医師の経験的な発信はあるが、公的機関による科学的報告書はない。】とのこと。
●令和2年度食品安全委員会が自ら行う食品健康影響評価の案件候補について(案) | 食品安全委員会
https://www.fsc.go.jp/fsciis/attachedFile/download?retrievalId=kai20210204ki1&fileId=110
極端に避けたり、逆に極端に摂取量を増やしたりするのではなく、規則正しくバランスのとれた食事を取り入れることが、身体と心の健康のために重要です!
まとめ
今回はグルテンについて詳しくお話しました。グルテンフリーが着目されていますが、グルテンは完全なる悪ではありません。
私自身も外食時やたまにの完食で小麦食品を楽しみながら、ボディメイクに勤しんでいます!
身体に合う、合わないは、人それぞれ。
小麦を食べると調子が悪くなる人もいれば、中にはお米を食べると調子が悪くなる人もいます。
1番大切なことは、情報に振り回されることなく、ご自身で判断をすること。実際に食べてみて体調が良くなったり、気持ちが上がるものをバランス良く適量摂取しましょう。
今回は以上になります。
CS60の詳細については下記サイトよりご参照ください。
https://bodycarelea.com/
お読みいただきありがとうございました!
それでは一本締めで!よーお!
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