皆様、おはようございます!こんにちは!はたまたこんばんは!

ボディケア&パーソナルジムLea代表の齊藤です!

今回は炎症性腸疾患と栄養についてです!

年々罹患率が上昇している炎症性腸疾患。腸は脳とのつながりや迷走神経を高めてくれる第2の脳とも言われていますので、的確な栄養摂取で健康的な状態を維持していきたいですね!

IBDとは?

炎症性腸疾患は腸管における消化管粘膜の慢性炎症性疾患の総称であり、これらは自己免疫疾患でもあります!

おもに潰瘍性大腸炎(UC)とクローン病(CD)の2種類が存在しています!

UCでは大腸粘膜にびらんや潰瘍が生じて、病変は直腸から上行性に連続的に広がっていくのが特徴です!

CDでは口腔から肛門に至る消化器官部位、特に小腸や大腸に非連続的に炎症が生じている状態です!

IBDの症状

・腹痛

・下痢、血便

・痔

・発熱、倦怠感

・体重減少

・貧血

などが挙げられます!

IBDの推移

年々罹患率が上昇しています!

2020年ごろまでに16万まで増加しています。 

クローン病は4万人に増加しています!

ともに1970年から罹患者が増加していて、これはこの年代から質的栄養不足が増えていると考えられています。 

花粉症も同じ頃から増えています!

今回栄養的に食物繊維不足と腸内細菌のバランスに問題があるのではないかと考えています!

自己免疫疾患に対してやるべき免疫反応の制御について

自己免疫疾患とは、自己のタンパク質に対して白血球が暴走して攻撃してしまう状態です!

栄養コンサルティングでは疲労系、精神系、慢性的な疲労感、鬱、統合失調症などの免疫系のカテゴリーがあります!

特に今回の免疫系としては、アレルギーと自己免疫疾患についてです!

例えば花粉症についてはアレルギーになりますので、免疫寛容を行なっています! 

アレルギーに関しては特定抗原(アレルゲン)に対する免疫反応の抑制をする必要があります!

自己免疫疾患としては自己寛容になります!

免疫機構が破綻し、自己に対して特異的に免疫応答している自己反応性リンパ球の抑制をする必要があります。

やるべきこととして慢性炎症を抑えて、粘膜を再構築する必要があり、Treg細胞の分解誘導に必要な栄養素として亜鉛、ビタミンA、ビタミンD、マグネシウムなどの摂取が必要になってきます!

そのほかの栄養素としては、腸のエネルギー源としてグルタミン、低タンパクにならないようタンパク質の摂取。

水溶性食物繊維、プロバイオティクスの摂取も重要です!

今回は水溶性食物繊維、プロバイオティクスでの酪酸菌についてお話ししていきます!

炎症性腸疾患と栄養素について

炎症性腸疾患患者の食生生活と血液検査を見てみると、ASTとALTの値が離れている場合は腸内環境が乱れていると言えます。

あとはLDL-Cが100は欲しくて理想としては120~140までは上げていきたいところになります!

LDL-Cをあげるためには食事でたんぱく質が取れているかも確認します。

たんぱく質が取れている場合、イヌリンなど水溶性食物繊維の摂取はどうかを確認します!

EPAと炎症性腸疾患についての研究でマウスに対してデキストラン硫酸ナトリウムを用いて大腸炎を誘発し、レゾルビン1によってTNF-aなどの炎症性サイトカインは抑制されて炎症の改善につながる結果が得られました!

これはレゾルビン1とその受容体はヒトの炎症性腸疾患の治療において有用となる可能性があるということです!

炎症を抑えるファーストステップとしてEPAがいいということになりますね!

炎症性腸疾患と微量栄養素の欠乏

2000-2016年のIBDと診断された359人の子供(CD240名、UC119名)を追跡した(中央値7年)研究では初診断時と最終診断時における各栄養素の欠乏は鉄、亜鉛、ビタミンDが一般的であったとされています。

特に亜鉛、ビタミンDは充足していく必要がありそうです!

ビタミンDを活性化するためにマグネシウムも同時摂取しましょう!

IBD患者では対照群と比べてビタミンAとビタミンD欠乏が多いとする研究結果もあります!

炎症性腸疾患(IBD)のリスクファクター

IBD患者数は世界的に増加の一途をたどっています!

日本では潰瘍性大腸炎患者が約16万人、クローン患者が約4万人にものぼります。

IBDの原因として遺伝的因子と環境的因子(食事や生活習慣など)が知られていて特に近年重要な環境因子と考えられているのが「腸内細菌叢」です!

IBDとDysbiosysは双方向関係に影響し合うと言われていて、                                                                                                                     Dysbiosysは全身の炎症性疾患、代謝性疾患において関係が認められるがIBDとは特に密接につながっています!

腸内細菌叢のバランスが乱れることで腸炎を悪化させます。

そのためDysbiosysは腸炎を悪化させる恐れがあります!

腸内細菌叢を制御し、炎症を制御する

短鎖脂肪酸が弱酸性の環境下を作ってくれています!

短鎖脂肪酸(SCFA)の中でも特に酪酸が抗炎症作用効果、粘膜強化、Treg細胞分化誘導の効果を持っています!
よって酪酸を生成する菌のプロバイオティクスとプレバイオティクスを与えるのが大事と考えます!

炎症性腸疾患に対するシンバイオティクスの効果

炎症性腸疾患(クローン病)の患者において酪酸生成菌が減少していて、プロバイオティクス治療は試験管内ではありますが腸上皮バリアを修復して症状の寛解につながると言われています!

炎症性腸疾患(IBD)の患者は便中の酪酸菌の数が少ないと言われていて、ラットへイヌリンやビートオリゴ糖の投与でTNBSによって誘発されたIBDを軽減したとも言われています!

軽度-中度の潰瘍性大腸炎患者25名に対し、7.5g/1日グループ(12名)、15g/1日グループ(13名)に分けてイヌリンを9週間投与した研究では、15gグループでは77%の患者、7.5gグループでは33%の患者に改善が見られたとされています!

イヌリン15gは結腸での酪酸生成を増加させる結果が得られています!

イヌリン摂取に関しては15gは腹部膨満感が出ることもありますので1日3回に分けて取るのがいいかもしれません!

おすすめサプリとしてはミヤリサンやビートオリゴ糖、イヌリンが挙げられます!

潰瘍性大腸炎、IBDの活動期と寛解期におけるサプリメント摂取について

潰瘍性大腸炎、IBDについては活動期と寛解期に分けてサプリメントを摂取する必要があります!

活動期は血便や下痢、腹痛などの症状があり、内視鏡検査でびらんや潰瘍が認められる状態です!炎症が起きている状態ですね!このタイミングではイヌリンや酪酸菌は入れずにいきます!

理由としてはドクターが出す禁忌として食物繊維を少なくというものがあるからです!腸の中で短鎖脂肪酸が分泌されることで炎症が起きているところに酸が当たり染みてしまいます。。。腹痛の症状が悪化してしまいますのでイヌリンなどは省きましょう!

まずは炎症を抑えることが先決です!

活動期には下記サプリメントの摂取が推奨されています。

・フィッシュオイル計2000mg(EPA1000mg、DHA1000mg)

・亜鉛15-30mg

・ビタミンD5000-10000IU

・(マグネシウム100-200mg)

寛解期には

・活動期のもの(フィッシュオイルは抜いても構わない)

・イヌリンorビートオリゴ糖10-15g

・酪酸菌(ミヤリ菌)

炎症が起こっていないので、フィッシュオイルは抜いてビタミンDと亜鉛は継続です!

酪酸菌を摂取することで活動期の際に起きている炎症を予防することにつなげています!

まとめ

今回は炎症性腸疾患と栄養についてでした!

ドクターの指示に基づきながら栄養でも自己管理をして炎症性腸疾患を寛解に導き予防に努めていきましょう!

炎症性腸疾患と栄養については下記記事も参考にしてみてくださいね!
https://www.tmd.ac.jp/grad/gast/medical/ibd_eiyou.html

今回は以上になります!

お読みいただきありがとうございました!

それでは一本締めで!よーお!

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