皆様、おはようございます！こんにちは！はたまたこんばんは！
ボディケア&パーソナルジムLea代表の齊藤です！
今回は２型糖尿病と栄養の関係についてです！
世界では糖尿病患者数は罹患者数は5.4億人を超えていて全人口の10%程度になります。
2045年には7.8億人を超えるとも言われています。。
２型糖尿病とは？
食生活習慣、遺伝性により発症します。
1型と同じくインスリン分泌障害も抱えるが、インスリン分泌能力の低下になります。
細胞膜がインスリン抵抗性を持ち、細胞内にグルコースを取り込むことができなくなっています。
初期から中期にかけては体型は肥満になる傾向があります！
肥満になるような食事なのにある時痩せていくのも特徴的です。
糖尿病のメカニズム
血管の中に糖が溜まっている状態です！
糖をエネルギー化する能力がなくなっている状態です。
インスリンホルモンが普段から分泌されすぎて分泌能力が低下しています。
インスリンは少量で効きがいいのが理想とされています。
糖尿病の怖さ
糖尿病が怖いのは、自覚症状が起こらないのに緩やかに侵攻していくことです。
高血糖状態が続くことで糖化が起こり、心血管疾患のリスクにつながります。。。
その結果様々な合併症を引き起こします。
・糖尿病網膜症
網膜にある血管が糖化によって障害を受け失明に至る
・糖尿病腎症
腎臓にある血管が糖化によって障害を受けて老廃物（尿毒素）の排出ができなくなり人工透析が必要になる。
一度なると解毒のために時間を取られてしまいメンタル的にも苦痛を伴います。
・糖尿病神経障害
手足にある細い血管から糖化による障害を受け、しびれなどの感覚異常が発生。壊疽へと発展する。
上記のように高血糖による合併症は多くあります！
糖尿病の臨床診断のフローチャート
糖尿ネットワークより引用
https://dm-net.co.jp/calendar/2010/010271.php
糖尿病かどうかは空腹時血糖値とHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー）の値で決まりますので、参考程度にフローチャートの画像を載せておきますね！
なぜ糖尿病が起こるのか
状況的には糖を細胞内にうまく取り込めない状態になります。
この状態をインスリン抵抗性といいます。
インスリン抵抗性は糖の過剰によって引き起こされるのではなく下記が複合的に発生することで引き起こされるとされています！
・ミネラル不足（特にマグネシウム）
・食物繊維不足
・ビタミンD不足
・慢性炎症（油、肥満、低糖質、歯周病など）
・運動不足
栄養に関しては質的栄養不足を満たすことを基本的に考えることが大事ですね！
２型糖尿病にまでいくとサプリの利用も考えていいかと思います！
マグネシウムについて
糖の取り込みのメカニズムにはマグネシウムが必要になりますので、マグネシウムのサプリや納豆やもちむぎを摂取するようにしてみましょう！
マグネシウムが豊富な食材は食物繊維が多いですね！
1日300mgは平均的に摂取していると言われていますので、500mg程度に到達するようにサプリの場合は1日200mgを目安に摂取するといいですね！
食事も同様に500mgを目指して摂取を意識していきましょう！
亜鉛について
インスリン分泌時は亜鉛も分泌されるのですが、同時に分泌されていないと早い段階で肝臓でインスリンが分解されてしまうと言われています!そうなると分泌されなくなるという状況になってきます。
亜鉛については、サプリ、アマランサス、ごま、豚、牛を摂取することで改善可能です！
サプリメントとしては1日1-2回15mgの摂取が推奨されています！
食物繊維について
総食物繊維摂取量が増加するにつれて大幅に発症数が減少したという研究があります！
イヌリン10gの摂取で空腹時血糖、HbA1cの低下が見られる研究もあります！
食物繊維の摂取が増えることでインクレチンからGLP-1が分泌されてインスリンの分泌が促されます！
血糖値の急上昇や急降下を抑えることができます！
ビタミンD
場合によってはビタミンDも必要なケースがある。
メタ分析ではビタミンD 補給はHbA1cレベルの低下には関係しているが空腹時血糖には影響を及ぼさないことが示された。
ビタミンDのサプリの摂取は1日1回2000-5000IUの摂取が推奨されています！
男性ホルモン値を高めるという意味でもビタミンDの摂取もおこなっていきましょう！
炎症性サイトカインによる糖取り込み阻害
炎症が起こることで炎症性サイトカインが増えて糖の取り込みが阻害されてしまいます！
また糖尿病には歯周病との関係も示されていて、重度の歯周炎は血糖のコントロールの低下と関連しています！
３ヶ月に１回は定期検診を受けるようにしましょう！
2型糖尿病の場合に考えないといけないこと
体内でのCRPの値が若い人は0.03g/dl以下、高齢者では0.05g/dl以下かどうかを確認します！
CRPとは体内で急性的な炎症反応がある際に血中に現れるタンパク質のことなのですが、こちらが0.05以上になる場合は慢性炎症が起きている可能性がありますので、口腔の慢性炎症を疑いましょう！
まとめ
今回は２型糖尿病と栄養の関係について書いていきました！
食生活の改善を進めながらサプリメントもうまく活用していきたいですね！
運動やトレーニングもしっかり行いながら健康的な生活を手に入れていきましょう！
２型糖尿病と栄養については下記記事も参考にしてみてくださいね！
https://healthcare-sumitomo-pharma.jp/disease/diabetes/treat/therapy/meal_01.html
今回は以上になります！
お読みいただきありがとうございました！
それでは一本締めで！よーお！
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